ヤングギターの今月号(2020年6月号)の感想などをダラダラと

今月号のヤンギの特集は「スウィープを極める」と言う事で大々的にスウィープを取り扱っており、久しぶりにかなり読み応えのあるモノでした(※ あくまで個人の感想です)。

しかし、少々気になった点や個人的な要望などを書いてみますと、今回の特集の目玉の動画の一つと言える「YG秘蔵 歴史的スウィープ40選」と言う動画内で何故かアンディ・ティモンズのオルタネイト主体によるアルペジオフレーズが取り上げられていたり(動画のコメント欄でも触れられてますケド)
レクチャー動画なら、日本人の講師役ならケリーさんじゃなく菰口さん辺りを引っ張り出して来てくれた方が個人的には嬉しかったなあ~と思ったりします。

あと、ニック・ジョンストンによるレクチャー動画を見て気になった事ですが、彼は動画内でヤタラと「自分は単純でヒネリのないアリキタリなスウィープはしないぞ!」アピールをしていて、その理由が「30年前のギタリストに死ぬほどやり尽くされてるだろ」との事らしいんですが、そのワリに、彼が動画内で紹介しているフレーズの大半がコッツェンやキコが2~30年前にやってた事の焼き直しなのが(以下略)
ついでに言えば、彼が動画内で「オレ、(演奏がしやすいハイゲインじゃなく演奏が難しい)低めのゲインで弾いてる!」アピールも結構やってるんですけど、それも30年位前にコッツェンがやってる事なんですよねぇ…(Electric Joyとか)。

まぁもともとロックギター弾きの界隈ではインギー豚さんのような「いかにもヘビメタのピロピロ速弾き」は軽蔑される傾向にあるんで、ギターを持ち始めて数年の間は「目指せ!インギー豚さん!」的なスタンスでギターヒーローを目指して頑張っていても、途中で「このままインギー豚追及路線を頑張って突き進んでも今一つアピール出来ない・・・」と言う現実に突き当たって、そこでインギー豚に見切りをつけて目指せ!ロベン・フォード!」路線や「目指せ!David T. Walker」路線や目指せ!スコヘン!」路線に転向するのはよくある話で(←まぁこれらは目指す対象がすり替わっただけの話ですけど)、そうやって転向した人が「昔ハマってた路線をある種自嘲気味にディスる」のもよくある話ですが、ハタから見ると大抵は中二病をコジらせた感じにしか見えないので注意が必要(以下略)

と、今回はこんなところです

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