ヤングギター(Young Guitar)2021年11月号を読んだ感想などなど

今月の表紙&特集はあの日本のメタルゴッド伊藤政則さんです。

政則さんは本誌の巻頭インタビューのみならず、YoutubeのYG公式チャンネルで20分強にわたる動画インタビューも行っているんですけど↓


インタビュー内容の『政則度』は本誌よりも動画でのインタビューの方がかなり高く、ヒジョーに賛否の別れる内容です(ちなみに、私自身も↑のインタビュー動画のページのコメント欄にコメントを書き込んでおります。政則さんの名前間違えましたけど)。

そのインタビュー動画の中で政則さんが語っている事を大よそまとめて言うと↓

「1音だけで誰の音かと分かる人が今はいない!」
「今の人は確かにテクニックは達者だが、訴えかけてくるものがない!」
「登場しただけで”おっ!?”となるようなカリスマ性が必要!(=昔の人たちにはそれがあったけど、今の人達にはない!!)」

↑みたいな感じなんですけど、これ、クラシック音楽の評論家やファンの人たち(=特に年寄りの人たち)と言ってる事がまるでトレースしたみたいに全く一緒なんですよねぇ…。

ホント、音楽評論家やファンってどのジャンルでも似た様なモノなのかねぇ… ←と強く思った次第でもあります。


そもそも、

1音だけ聞いてわかるかどうか」なんて、「この中に●●と■■と▼▼の音が1音だけ収録されていますので、それぞれが誰の音かを当てて下さい」みたいな条件ならまだ当てられる可能性はありますけど、誰の音かを全く知らされない状態で一音だけ聞いて当てるのはまず無理ですし、
「聞いてる人に訴えかけるかどうか」に関しては「そんなモン、聞いている人それぞれ一人一人で異なりますよね」と言うだけの話(=訴えかけて来るかどうかなんぞ個人個人の完全な主観)ですし、
登場しただけで”おっ!?”となる」かどうかも同様です。

こんな主観に基づく事を、さも「絶対的な基準」であるかのように語るのは殆ど宗教と言って良(以下略)


…、長くなるので今回はこの辺で失礼します

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