初めてタッピング奏法(ライトハンド奏法)を練習する時のお話
昔は特殊奏法の代名詞的存在だったタッピング奏法・ライトハンド奏法も今ではかなり一般的な奏法として認知され(ているはずで)、ギターを初めてから比較的早い段階で練習を開始する人も少なくないと思います。
そこで「初めてタッピングを練習しよう」と言う人向けの記事を書こうと思った訳ですが、タッピング奏法の動作の解説や”タッピング初心者用練習フレーズ”などはネットに色々と転がっているのでソチラを参照して頂くとして、今回取り上げるのは↓
「タッピング未経験者ならびに初心者が練習する際の音作り」についてです。
と言うのも、ネット上には「歪んだ音でやるべき」派と「タッピングの練習はクリーントーンでやるべき」派の両方の意見が存在しており、未経験者・初心者の皆さんからすれば↓
「結局、どっちでやれば良いの?」
↑となりかねないからですが、結論から言いますと↓
歪ませて練習した方が良い
↑
となります。
その理由についてコレからお話ししますが、
まず、クリーントーン派の皆さんがクリーントーンを推す理由として↓
「タッピングなんか歪んだ音なら誰だって出来るが、クリーントーンではちゃんと弾かないと音が出ない。しかし、だからこそ練習になるのだ」
↑みたいなのが多いですが(←私調べ)、そこで言われる↓
タッピングなんか歪んだ音なら誰だって出来る
↑の部分こそ、私が歪んだ音でタッピングを練習する事を勧める理由なんです。
そもそも、ギターに限らず楽器の習得、もっと言えばスポーツでも何でもそうですが、物事の習得は基本的に↓
「簡単なモノを出来るようになってから徐々に難しいモノへ進んでいく」
つまり、漸進的に進める(=段階を踏みながら物事を進めていく)のが常道です。
ピアノで言えば、最初はバイエルやスケール練習などの簡単な課題からはじめて徐々に難しい課題にチャレンジしていきますし、
スポーツで言えば、いきなり42.195Kmのフルマラソンを完走する(完走できる)人は極めて少数派で、通常の場合、走る事が可能な短い距離から徐々に距離を伸ばしていくのが普通ですよね。
それ等の事をタッピングに置き換えれば、最初は歪ませた状態、もっと言えば「弦に触れば音が出る」くらいまで歪ませて練習を開始して、徐々に歪みを少なくしつつも出てくる音はシッカリとした音が出せるよう練習するのが早道であると言えます。
と言う訳で、初めてタッピングの練習をはじめる皆さん、特に、誰かに奏法のチェックをして貰ってアドバイスを受ける事が出来ない独習者の皆さんは是非ともシッカリと歪ませた状態のギターで練習する事を強くお勧めします。
余談ですが、「タッピングはクリーントーンで練習しろ」派の皆さんは割と年齢層が高い方が多く(←私の印象)、タッピング以外でもクリーントーンでの練習を勧める事が少なくないですが(←これも私の印象)、この手の皆さんは往々にして
「苦しくなければ練習じゃない」
↑的な価値観を持っている事も多いんですけど(←これまた私の印象)、
たしかに楽器の習得は一朝一夕に出来るモノではなく苦労を伴う事は確かですが、目的は苦労をする事そのものではなく楽器の習得であり、必要性のない苦労は避けるに限ります。
でもまぁ楽器の習得の場合は「必要性のある苦労」と「必要性のない苦労」の境目が曖昧ですし、経験を経てから「あぁ、あれは自分にとって無駄だったなぁ」と分かるモノもあるし、「自分にとって無駄だ」と分かったことが利点だという見方も出来たりして、とどのつまり、自分自身の受け取り方の問題でもあったりする訳ですけどね。
最後に↓
※ この記事はあくまで私の一意見・見解ですので、他の意見の方が合理的だと思う方は是非ともソチラを参考にして頑張ってクダサイ
そこで「初めてタッピングを練習しよう」と言う人向けの記事を書こうと思った訳ですが、タッピング奏法の動作の解説や”タッピング初心者用練習フレーズ”などはネットに色々と転がっているのでソチラを参照して頂くとして、今回取り上げるのは↓
「タッピング未経験者ならびに初心者が練習する際の音作り」についてです。
と言うのも、ネット上には「歪んだ音でやるべき」派と「タッピングの練習はクリーントーンでやるべき」派の両方の意見が存在しており、未経験者・初心者の皆さんからすれば↓
「結局、どっちでやれば良いの?」
↑となりかねないからですが、結論から言いますと↓
歪ませて練習した方が良い
↑
となります。
その理由についてコレからお話ししますが、
まず、クリーントーン派の皆さんがクリーントーンを推す理由として↓
「タッピングなんか歪んだ音なら誰だって出来るが、クリーントーンではちゃんと弾かないと音が出ない。しかし、だからこそ練習になるのだ」
↑みたいなのが多いですが(←私調べ)、そこで言われる↓
タッピングなんか歪んだ音なら誰だって出来る
↑の部分こそ、私が歪んだ音でタッピングを練習する事を勧める理由なんです。
そもそも、ギターに限らず楽器の習得、もっと言えばスポーツでも何でもそうですが、物事の習得は基本的に↓
「簡単なモノを出来るようになってから徐々に難しいモノへ進んでいく」
つまり、漸進的に進める(=段階を踏みながら物事を進めていく)のが常道です。
ピアノで言えば、最初はバイエルやスケール練習などの簡単な課題からはじめて徐々に難しい課題にチャレンジしていきますし、
スポーツで言えば、いきなり42.195Kmのフルマラソンを完走する(完走できる)人は極めて少数派で、通常の場合、走る事が可能な短い距離から徐々に距離を伸ばしていくのが普通ですよね。
それ等の事をタッピングに置き換えれば、最初は歪ませた状態、もっと言えば「弦に触れば音が出る」くらいまで歪ませて練習を開始して、徐々に歪みを少なくしつつも出てくる音はシッカリとした音が出せるよう練習するのが早道であると言えます。
と言う訳で、初めてタッピングの練習をはじめる皆さん、特に、誰かに奏法のチェックをして貰ってアドバイスを受ける事が出来ない独習者の皆さんは是非ともシッカリと歪ませた状態のギターで練習する事を強くお勧めします。
余談ですが、「タッピングはクリーントーンで練習しろ」派の皆さんは割と年齢層が高い方が多く(←私の印象)、タッピング以外でもクリーントーンでの練習を勧める事が少なくないですが(←これも私の印象)、この手の皆さんは往々にして
「苦しくなければ練習じゃない」
↑的な価値観を持っている事も多いんですけど(←これまた私の印象)、
たしかに楽器の習得は一朝一夕に出来るモノではなく苦労を伴う事は確かですが、目的は苦労をする事そのものではなく楽器の習得であり、必要性のない苦労は避けるに限ります。
でもまぁ楽器の習得の場合は「必要性のある苦労」と「必要性のない苦労」の境目が曖昧ですし、経験を経てから「あぁ、あれは自分にとって無駄だったなぁ」と分かるモノもあるし、「自分にとって無駄だ」と分かったことが利点だという見方も出来たりして、とどのつまり、自分自身の受け取り方の問題でもあったりする訳ですけどね。
最後に↓
※ この記事はあくまで私の一意見・見解ですので、他の意見の方が合理的だと思う方は是非ともソチラを参考にして頑張ってクダサイ
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