速弾き世界記録!!!
↑とか言うこの手の動画をタマに見かけますけど↓ 世の中には「BPM1600で弾いてマス」って書いてあると「へぇ、BPM1600で弾いてる(弾けてる)んだなぁ~」と素直に受け入れちゃう人が少なからず居るようですが、↑の演奏ってBPM170でも相当怪しいですから、普通に考えたら「BPM170が既に怪しいんだから、BPM1600どころかBPM300でも弾けないだろ」って分かると思うんですけどネ。 ナンなら試しに、↑のBPM300の演奏を0.5倍速で聴いてみてクダサイ。もし仮に弾けているのであればBPM150の演奏が聴こえて来る筈っすケド、実際には、「4音一塊のフレーズの最初の音が何とかソレっぽく鳴っているだけであとはゴニョゴニョとした雑音が聞こえる」感じしかしないのが実情で、ドレだけ贔屓目に見ても(聴いても)、「弾けてるような気がシナイデモナイ」程度の出来だと感じるのではないでショウカ。 BPM300でこの出来ですから、それ以上は推して知るべし(以下略) と言うわけで、以前書いた「アルバムとTABが違う」件でもソウですが、何でもかんでも額面通りに受け取らず自分の耳でチャンと確認しながら弾いたり聴いたりするのはとても大事な事デスネ 余談デスが、この事はロックギターの世界だけでなくクラシックの世界でも同様で、我々のようなロックギター弾きは「クラシックのギターやピアノなどはシッカリと楽譜通りに弾いているに違いない」と勝手に思い込んでいる場合が殆どですけど、実際には楽譜とは違う音を弾いていたり(=ミスしてたり)、音が抜けていたり(←これもミス)、酷い場合にはラクをするため意図的に音を抜いたり楽譜を改編したりする事もあったりしますので注意が必要デス。