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2月, 2019の投稿を表示しています

速弾き世界記録!!!

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↑とか言うこの手の動画をタマに見かけますけど↓ 世の中には「BPM1600で弾いてマス」って書いてあると「へぇ、BPM1600で弾いてる(弾けてる)んだなぁ~」と素直に受け入れちゃう人が少なからず居るようですが、↑の演奏ってBPM170でも相当怪しいですから、普通に考えたら「BPM170が既に怪しいんだから、BPM1600どころかBPM300でも弾けないだろ」って分かると思うんですけどネ。  ナンなら試しに、↑のBPM300の演奏を0.5倍速で聴いてみてクダサイ。もし仮に弾けているのであればBPM150の演奏が聴こえて来る筈っすケド、実際には、「4音一塊のフレーズの最初の音が何とかソレっぽく鳴っているだけであとはゴニョゴニョとした雑音が聞こえる」感じしかしないのが実情で、ドレだけ贔屓目に見ても(聴いても)、「弾けてるような気がシナイデモナイ」程度の出来だと感じるのではないでショウカ。 BPM300でこの出来ですから、それ以上は推して知るべし(以下略) と言うわけで、以前書いた「アルバムとTABが違う」件でもソウですが、何でもかんでも額面通りに受け取らず自分の耳でチャンと確認しながら弾いたり聴いたりするのはとても大事な事デスネ 余談デスが、この事はロックギターの世界だけでなくクラシックの世界でも同様で、我々のようなロックギター弾きは「クラシックのギターやピアノなどはシッカリと楽譜通りに弾いているに違いない」と勝手に思い込んでいる場合が殆どですけど、実際には楽譜とは違う音を弾いていたり(=ミスしてたり)、音が抜けていたり(←これもミス)、酷い場合にはラクをするため意図的に音を抜いたり楽譜を改編したりする事もあったりしますので注意が必要デス。

インギー豚さんの「Brothers」について

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 「ロックギターに革命を起こした人物」と言うと何人か思い浮かびますが、「速さ」と「フレーズの独創性」においてソレまでの世界を一変させた人と言えば間違いなくこの「イングヴェイ・マルムスティーン」こと「インギー豚さん」だと思います(←”人物”と言うより”豚さん”ですかネ)。  「フレーズの独創性」と書いてしまうと「あんなありふれたワンパターンのプレイのドコに独創性が????」と言う人も居るかも知れませんが、それはインギー豚さんに衝撃を受けたフォロワーさん達が親のカタキのようにパクりまくったせいであり、豚さんのせいではないでしょう。  インギー豚さんの特徴であるクラシカルなフレーズ自体は、リッチー(←ブラックモアの方)やマイケル・シェンカーやウリ・ジョン・ロートやランディ・ローズなどがインギー豚さん登場以前からやってはいましたが、インギー豚さんほどソレを突き詰めて消化・・・、じゃなく昇華させた人は恐らく皆無で(←まぁ無名の人がやってたかも知れませんカラネ)、たとえばスマホで言うとその分野の原型を作った「iPhone」のような 存在と言っても過言では無いと思います(←褒めすぎ?)。 さて、一通りの説明を終えたところで今回のお題である「Brothers」について書きますと、この曲、冒頭から明らかにミスってるんッスよね。と言うのも、大抵の人がこう弾きますけど(←TABがソウかいてある場合が少なくないんで)↓ よくよく聴いてみたら、ドウ聴いても↓ って弾いてるんデスよネ。 音使いとしては「AmM7」って言うヘンなコードのアルペジオで、コレ自体は「絶対にない音使い」とは言えないモノの、豚さんのプレイスタイルおよび曲調から言って「マズ有り得ない音使い」と言ってイイッスね。 ちなみに、厳密に言うと↑のスウィープ自体もコンナにキチッとは弾いてないですし、この符割り自体も便宜的なモンですけど。 で、完コピを目指すなら豚さんのミスもそのまま演奏するのも良いカモ知れませんが、まぁその辺はカバーする人ソレゾレで判断するべきものだとは思いマス。 ついでに言うと、同じアルバムに入っているタイトルトラック「 Seventh Sign 」のキメのスウィープですけど、アレ、アルバムの演奏をどう聴いたってその辺のTABに書かれてあるようには弾いてない(弾けてない)ッ...

Mr.Big「Daddy, Brother, Lover, Little Boy」のギターソロについて

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この曲を弾いているポール・ギルバートは、彼以降に登場したプロ・アマ問わず全てのテクニカル系ギタリストへ強い影響を与えた重要な人物である事はイマサラ説明するまでも無い事ですよね。 ポールのギタープレイ全般の特徴と言えば、難易度は高いモノのシッカリと構築されている理路整然とした高速フレーズで、その基となるアイデア や基本的な方法論は多くのテクニカル系ギタリストがパクッ・・・、じゃなく『借用』しており、ソレはもはや「ポールの速弾きにおける基本的な方法論」なんて次元ではなく「現代ロックギターの速弾きにおける基本的な方法論」と言っても過言では無いレヴェルにまで広まり定着しています。 で、今回取り上げる「Daddy, Brother, Lover, Little Boy」のギターソロは、前述の「難易度は高いモノのシッカリと構築されている理路整然とした高速フレーズ」の代表例であり、同時にポールの代表的プレイでもあると思いマスガ、 このギターソロには明らかなミスがあって、具体的なCDタイムで言うと2:25辺り、TABで言うとこの印をつけた箇所ですけど(下の図の上側のTAB)、 オリジナルのアルバムヴァージョンでは印をつけたところで【2弦・13F】を弾くべき所で《2弦・14F》を弾いています(←スローにして聴くとよく分かります)。 ただ、もしかすると「ポールがそう弾いてるんだから、ミスもヘッタクレも無いジャン」と言う人が居るかも知れませんが、彼の教則DVD「 ギターズ・フロム・マーズ1[クラシック編] 」において、彼自身が当該箇所を【2弦・13F】で弾くように解説しており、実際にスローテンポで演奏してみせた際にも【2弦・13F】で弾いているんですが、 通常テンポによる通しのデモンストレーションでは自分が解説していたのとは違う《2弦・14F》で弾いて居るわけです(←この解説やデモはYoutubeに転がってマスよ)。 ちなみに、ポールがライヴでこの曲を演奏している動画を複数見ましたが、そのホボ全てが自身の解説とは異なる《2弦・14F》を弾いていました。 まぁ「だから何?」と言われるとソレまでなんですけど、世の中に出回っている大多数の譜面やカバー演奏は「彼が解説した通り(=彼の想定通り)ではあるが、アルバム等ではソウ弾いていない音・ポジション」を採用してい...

Deep Purple - Highway Star Keyboard(Organ) Solo on Guitar with TAB

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去年UPした「ディープパープル、ハイウェイスターのキーボードソロをギターで弾けるようアレンジしたTAB譜付き音源」ですけど                    ↓ TAB譜のみ見たいって方が居たんでコチラに載せときます。画像のURLリンクは↓デス The URL of the image below is here

えぇ~、ギターやベースのお話をするためにブログ始めました

完全不定期で気楽に書いていきたいと思いマス