Young Guitar ヤング・ギター2022年2月号を読んだ感想など
今月号の特集は「続・ギターと理論」との事で、理論に関連した記事やインタビューが掲載されていますが、インタビューにこたえた一人のスコット・ヘンダーソン(スコヘン)が ↓ 良し悪し (←おそらく音使いなどの事だと思います) を判断する際に理論が役立つということはありませんか? ↑ と問われて ↓ その時に僕は音楽理論には頼らない。たとえ理論的に間違っていようがいまいが、響きが良ければそれでいい。僕たちはもう大昔にルールブックを捨てたんだから、どんなコードからどんなコードへも行ける。そして、良くなければ良くないんだ(笑)。唯一残っているルールがそれだけだよ。だから、音楽理論を頼りに作曲をするとしたら、かなり退屈なものが出来上がるだろうね。ベートーヴェンの時代の音楽理論だけを使って作ったら、クラシックの楽典用語で言うと、Ⅰコードの主和音、Ⅳコードの下属和音、Ⅴコードの属和音だけになる。たまにⅡコードとⅥマイナー・コードがあったくらいで、当時使われていた大半はトニックとサブドミナントとドミナント、それだけだったからね。でも今の僕たちは、ありとあらゆるコードを使って (以下略) ↑ と答えているんですけど、この発言を見て ↓ ベートーヴェンの曲にはトニックとサブドミナントとドミナントしか登場しない!!!! スコヘンが言ってるんだから間違いない!!!!!!! ↑ などと勘違いする人が出てこなければいいんですけどねぇ・・・、 ←と思いました、マル